原作未読。
面白くないわけじゃないけどちょっと自分の感性には合わないかな。レビューの賛否両論もやむなし
あちらの人たちは世界の最小単位が家族という信念で生きているから、世界崩壊の危機にあたって隣人と共存し合うという概念がなくすぐ殺し合いを始める
という偏見は今回も払拭できず。どころかどんどん強化されてくぜ! まあむしろそれがアメリカ映画の特色でもありますし仕方がない(?)
いやでも今回は別荘を借りた家族と戻ってきた家主親子が次第に明らかになっていく世界の終末の様相を目の当たりにして本来なら歪み合い殺し合うところをかろうじて最後の方で和解し合い手を取り合うっぽい描写があったのでそこは良かった
けどそれまでの奥さんの態度の悪さやそのくせころりと不倫に走りそうな貞操観念のゆるさに辟易させられちゃってるので手放しで感動できるようなポイントではない
世界の嫌われ者であるアメリカが世界中みんなに陥れられて見捨てられてざまぁ、みたいた話だけど少なくともローズちゃんはリスク管理意識が登場人物の中でなんだかんだ一番高いので彼女だけは間違いなく生き残りそう
原題は『Leave the World Behind』なので直訳した「世界を置き去りに」をそれっぽく捻るとかしてくれたら良かったのになんだこのクソ邦題は
と思ったけど週末と終末をかけたのかな