別にとんでもなく大きな出来事があるわけじゃないのに2時間ゾワゾワしっぱ。話の流れも怖いが、流れ続ける不穏なBGM、変わったカメラワーク(真上すぎる俯瞰とか、無駄に時間をかけて屋根をじわ〜っとすっぽ抜いたりとか、急にコメディドラマみたいな視点切り替えが入ったりだとか)のおかげで情緒不安定なる。チャプターごとに意味深タイトルがバンと出て、ここからまた何かあるぞ〜！とさらに期待させるのも好き。この不気味さでありながら、「一方、お気楽な子供たち」シーンがシュールで良い。オチは好みが分かれそうだけど、個人的にはこういうのが好き〜！
