60歳を超えてもここまでの熱い友情を持てる友人がいるというのは本当に羨ましいなと感じた。この歳になってもここまで情熱をもって物事を成し遂げられるということに単純に勇気を貰ったし、可能性を諦めない人間賛歌のようなものが溢れている映画と思う。
アネットベニングの鬼気迫る演技はもちろん素晴らしいけど、それを陰で支える人間味溢れたジョディフォスターの演技は主役を抑えて間違いなく★5つ。
監督も「フリーソロ」の人たちなので、ナイアド本人にも相当取材したのだろう、まるで本人が映画に出ているかのよう（というかエンドロールが本人だと気付くまで時間かかってびっくりした）だと錯覚するくらいの気合のこもりようだった。
