バーンスタインの伝記映画。「グレン・ミラー物語」みたいな映画…と勝手に思い込んでいたのでかなり面食らった、思ってたんと違うアプローチ…けど…かなり良かったです。ラブストーリーメインで、主演2人には引き込まれました。特に前半は深堀りしない心情描写も後半にしっかり感情吐露があり緩急が上手い展開だと感じました…が何より画面の美しさ（モノクロもカラーも、どのシーン切り取っても綺麗）と画像の切り替えやカメラワークが巧みで素晴らしかったです。画面の力で語っていく作品だと思いました、ブラッドリー・クーパー凄いと思います。勿論マーラーの演奏シーン等々、音楽も良かった…なので今作を劇場で観られなかった事が非常に残念…やはり音楽映画は劇場で観たい…今の気持ちはそれにつきます。
