コマミー

サイコーで、最高のクリスマスのコマミーのレビュー・感想・評価

3.4
【妬む友と寛大な友】


[こんなクリスマス映画を観た2023🎄⑥]


"Netflix"と"MPCA"が贈る、毎年恒例"クリスマスストーリー"。

「ペット・セメタリー」の監督で知られ、Netflixのクリスマスムービーは2021年の「クリスマス・キャッスル」に続き2度目の"メアリー・ランバート"が務め、主演を「オースティンパワーズ:デラックス」などの"ヘザー・グラハム"と歌手の"ブランディ"が務める。

ヘザーが演じる夢破れて"妬み"がちな主人公"シャーロット"が、自分と違い"寛大な心"を持つ旧友:"ジャッキー"と家族の家でふと"一緒に過ごす事になる"と言う物語なのだが、とにかくこのシャーロットが心底ジャッキーの"意識高い幸せ生活"が気に入らないらしく、彼女や家族の事をいろいろ詮索しだすところが私は心底不愉快で仕方がなかった。いやむしろ引いた…。
"劣等感"を感じてしまうのは私もよくあるし、居心地が悪すぎて相手と比べてしまう事は人間誰しもあるかもしれないが、自分の子供がいる中でそんな行動をとってしまうだなんて、私はシャーロットに対して「何やってんだよー!」と声を荒げそうになった。でもそれでも寛大な心で許してしまうジャッキーは本当に素晴らしいし、シャーロットも後半はちゃんと謝れたのは良かった。まぁ私も最初はジャッキーが苦手だったが。

お互いの確執は、ふとした瞬間に改善される時がある。
シャーロットは前半は苦手というか嫌いなタイプのキャラだったが、後半はちゃんと良い人になれてて良かった。ジャッキーの秀才な娘:"ビアトリクス"の銀行に対する活躍が目覚ましかった。

特にこれと言った発展性はない映画だったが、クリスマスにゆったり見るにはピッタリな映画だと思う
コマミー

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