コマミーさんの映画レビュー・感想・評価

コマミー

コマミー

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.9

【写真を通して、一歩前へ】



"水俣病"……我々若者は教科書を通して、ほんの少しだけでしか触れていない。所詮教科書も、政府の組織によって作られ、大半を端折って子供達に伝えている。つまりは日本政府の
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ユアン・マクレガー 荒野の誘惑(2015年製作の映画)

3.3

【悪魔の囁きと共に】


※本作に関しては、内容からして日本で観ることは叶わないだろうと思ってましたが、新しく加盟した動画配信サービス「WATCHA」にて、鑑賞出来たので率直な感想を伝えたいなと思いま
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.8

【その恋は日没前に】


[気まぐれ映画レビューNo.102]



私が本格的に映画好きになったキッカケとなった作品たちがある。

1つ目は「オーシャンズ11」、2つ目は「A.I.」、3つ目はこの"
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レミニセンス(2021年製作の映画)

3.3

【歌声が導く迷宮】



TVドラマ「ウェストワールド」を大ヒットに導いた、"リサ・ジョイ"とクリストファー・ノーランの弟"ジョナサン・ノーラン"夫妻。

そんな2人が独自に、SFサスペンス大作を完成
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

【伝えられる強さ】


※MCU作品は、例えネタバレに踏んでなかったとしても、観賞後にレビューを見てもらいたいので、予め伏せてあります。




いやぁ、アガった。

"MCU作品"を見続けた方なら、
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グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告(2020年製作の映画)

3.9

【譲れぬ戦い】


[気まぐれ映画レビューNo.101]


※HMVさんにて、本作が早くも1100円で売ってたので思わず飛びつきました。




個人的にとても面白い作品だなと思った。

まず、"ロ
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スパイラル:ソウ オールリセット(2021年製作の映画)

3.4

【人としての欠陥】



まさか……このシリーズに"2人の名優"が出るとは思いもしなかった。

その名は、"クリス・ロック"と"サミュエル・L・ジャクソン"。共に数々の名作に出演してきた黒人俳優界のス
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冷たい嘘(2018年製作の映画)

3.8

【守るべき者、責めるべき者】



こんなに観終わった後、"どうしようも無い気持ち"になった作品は初めてだった。

この作品のラストで明かされる「ある真実」についてなのだが、その真実を責めるべきなのか
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ニキータ(1990年製作の映画)

3.7

【泣いた分だけ、強くなる】


[気まぐれ映画レビューNo.100]

※なんだかんだ「気まぐれ映画レビュー」も100回を迎えました。記念すべき100回目は、フランスの巨匠リュック・ベッソンの全盛期の
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.9

【原動力】



この現代社会、何をするにも"原動力"が必要である。

「元気に暮らす為」「頭を働かせる為」……様々な用途に原動力を必要としている。

子供ならば、それをゲームや好きなアニメ・番組、お
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ハプニング(2008年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

【原因は何なのか?】


[気まぐれ映画レビューNo.99]


私は最近"M・ナイト・シャマラン"監督最新作「オールド」を観に行った。時間が織りなす独特の恐怖を描きながらも、社会への皮肉も込めたスリ
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オールド(2021年製作の映画)

3.7

【時間は有効に】



"M・ナイト・シャマラン"監督……これまで"様々な世界観"を描いてきた。
「シックス・センス」で多くのファンを得て、その後の「アンブレイカブル」や「サイン」なんかで着々と人々を
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ペインテッド・ヴェール 〜ある貴婦人の過ち〜(2006年製作の映画)

3.8

【お互いの鈍さ故に】


[気まぐれ映画レビューNo.98]



この作品を観て、私は人生のパートナーを得た時には、互いを知り合うべきだと学んだ。

とは言っても、この作品が描く時代に、"結婚"に於
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デュー あの時の君とボク(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

【人の常識を超える恋】



本作は2001年ごろに公開された、イ・ビョンホン主演の韓国映画「バンジージャンプする」の"タイでのリメイク版"である。
いわゆる"輪廻転生(命あるものが転生して、別の人間
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屋敷女 ノーカット 完全版(2007年製作の映画)

3.9

【女の執念】




かつて"フランス"には、4作のホラー映画の代表作が誕生した。

アレクサンドル・アジャ監督の「ハイテンション」……そしてパスカル・ロジェ監督の「マーターズ」……ザヴィエ・ジャン監
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.3

【無くしてしまったものと向き合う】




残念ながら人間には、時を戻す力なんて無い。

何か無くしたらそのまま……見つける努力があれば手に入るものもあれば、一生見つけられないものもある。

では"元
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マイケル・ジャクソン IN ネバーランディングストーリー(2004年製作の映画)

3.5

【MJからの指令】


[気まぐれ映画レビューNo.97]



キング・オブ・ポップ "マイケル・ジャクソン"……。


20世紀以降のポピュラー音楽に多大なる影響を与え、数々の快挙を成し遂げた音楽
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バンジージャンプする(2001年製作の映画)

3.9

【全てを超越する恋】


[気まぐれ映画レビューNo.96]



私が本作を鑑賞したのは、高校生の時であった。
そして本作が恐らく、人生で初めて観た韓国映画である。


内容がとにかく濃かったのをよ
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ひろしま(1953年製作の映画)

4.0

【凄惨な記録】


[気まぐれ映画レビューNo.95]



本日は"終戦記念日"である。

今年は76年目。日本にとって、最も大事な日が今年もやってきた。

この日に私たち映画好きには何が出来るのか
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

【素晴らしい日々を】


※テンション爆上がりの傑作でした。




皆さんは"ゲーム"は好きだろうか?

最近のゲームは進化しており、中でもオープンワールドを扱ったRPGやFPS、ソーシャルゲームな
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ベケット(2021年製作の映画)

3.4

【裏のまた裏】


※「君の名前で僕を呼んで」の製作陣と音楽に坂本龍一さんが参加しているとのことで、楽しみに待ってました。




これは世界共通の事かもしれないが、国家勢力には"隠し事"が憑き物だ。
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アンドリューNDR114(1999年製作の映画)

3.9

【人間になりたい】

[気まぐれ映画レビューNo.94]


私の好きな作品の中に、キューブリック原案・スピルバーグ監督作である「A.I.」がある。少年型アンドロイドが本当の子供・親子になる為に、何年
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戦場のレクイエム(2007年製作の映画)

3.7

【時代に埋められた者たちを救う】


[気まぐれ映画レビューNo.93]



衝撃的な作品であった。

こうゆう意味でも"フォン・シャオガン"監督の作品は見応えがある。

政府に……いや"時代に埋め
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47歳 人生のステータス(2017年製作の映画)

3.6

【折り返し地点】




ある程度の歳になると、私もこのような感情を抱くのだろうか?

本作の主人公の場合、順風満帆な家庭を築き、子供も成長し、"人生の分岐点"に差し掛かった時、ふと"自分を振り返って
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キネマの神様(2021年製作の映画)

4.3

【キネマの神様は幸せの神様】


※志村けんさん、ありがとうございました。




昨年、本作の主演を務める予定で撮影の大半を取り終えていた、日本のコメディアン界の大御所"志村けん"さん。そんな志村さ
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劇場編集版 かくしごと ―ひめごとはなんですか―(2021年製作の映画)

3.8

【思い出はモノクローム】


"TVアニメ版"よりも好きなラストであった。

思ってたよりも新規のカットというのは多くなかったが、このアニメのエンディング曲である大瀧詠一さんの名曲「君は天然色」を採用
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レット・ゼム・オール・トーク(2020年製作の映画)

3.1

【作家の苦悩?】


私は"スティーブン・ソダーバーグ"監督の作品のファンだ。大ファンというわけではないが、時に大作、時にインディーズに挑戦し、独特なカメラワーク、世界観に魅了され、追いかけたくなった
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

4.1

【走る事とファミリーへの想い】



人気シリーズの最新作が、昨年のコロナでの延期を経て、帰ってきた。

本作はより、"ドミニク・トレット"の"走る事への情熱"や"ファミリーに対しての想い"が深く知る
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約束の宇宙(そら)(2019年製作の映画)

4.4

【大丈夫】



※上半期の公開作品ですが、下半期公開の作品として組み込ませていただきます。



デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン監督の「裸足の季節」の脚本を手掛けた"アリス・ウィンクール"監督が、"
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.5

【世間に煙たがられても】



「ステップアップ2・3」や「クレイジー・リッチ!」など、ティーン向けの作品の名手として知られる"ジョン・M・チュウ"監督が、ミュージカルの名手"リン=マヌエル・ミランダ
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

【青空侍】


[気まぐれ映画レビューNo.92]




「colorful」や「百日紅」などの"原恵一"監督がかつて手掛けた"初期の劇場版「クレヨンしんちゃん」"には、名作が多い。
特に「オトナ帝
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テッド(2012年製作の映画)

3.8

【星に願いを】


[気まぐれ映画レビューNo.91]


※自分のTwitter・Filmarksのアカウントの画像にもなっているので、せっかくなので久々に観てみました。




映画界にはいろんな
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.9

【いかつい奴らの天下無双】


[気まぐれ映画レビューNo.90]



凄い面白い作品だった。

「ハリーポッター」シリーズ以降、独自のキャリアを進み続けている"ダニエル・ラドクリフ"。清楚路線で言
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サムライ・アベンジャー/復讐剣 盲狼(2009年製作の映画)

3.9

【岡本喜八に愛を込めて】


[気まぐれ映画レビューNo.89]


※もうすぐfilmarksでのレビュー数が600本を迎えます。その記念すべき600本目のレビューは、私のTwitterにもフォロー
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スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

3.7

【付き添わせて……】



"スーパーノヴァ"・・・日本では超新星と呼ばれる天体で、質量の多い恒星(こうせい)やその残骸である白色矮星と言うものが一生の最後に大爆発を起こし、1つの光り輝く天体のように
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17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

4.3

【静かに決断が迫られる】


本当は、私みたいな男にはこの作品を偉そうに評価する資格は無い。
そう、昨年の河瀬直美監督の「朝が来る」の時も、「私自身が評価して良いものだろうか?」と迷っていた。

しか
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