NETFLIXで配信されている
”流転の地球／さまよえる地球”の続編
直近公開作品で1番楽しみにしてた作品です
リュウ・ジキン原作です
最近NETFLIXでも始まったドラマ”三体”の原作者さんです
テンセント版のドラマ”三体”も凄く良い
どちらも中国SFのレベルの高さを体感できる傑作
この”流転の地球”は
映画館で観てこそのシリーズなので
日本で劇場公開されるだけでも感謝なことです
（本国では昨年1月公開だったのだとか）
日本でも大ヒットして3作目の日本公開へ繋いでくれ！！
前作が木星スイングで木星の引力舐めすぎてての絶体絶命
そこからの激アツのアルマゲドン展開で大興奮
トンデモSFだし
スケールがデカすぎの限界突破なんだけど
それが最高に面白い
で、その続きが観れると公開前からワクワクです
木星スイングの後にどんなトラブルが起きるんだか…ワクワク
…ええっ！！前日譚なの！？
いや、いいんです、いいんです
前日譚は前日譚でめちゃくちゃ観たかったし
ただ前作で流転地球計画が無事に始動してるのは知っているので
そこに向かっていくこのお題でどこまでワクワクできるのか…ちょっと不安にはなりました
心配ご無用！！
冒頭から最高です
とにかく機械関連の描写が最高
軌道エレベーターがね…凄いのよ
もうニヤニヤが止まりません
ガンダム（とくに00）とか好きな人….絶対観ましょう
もう完全にこの序盤のシーンでやられます
近未来を描く上で空想すぎずに金と人さえ注ぎ込めばなんか実現しそうなリアルな感じ（いや、トンデモ科学ではあるんですけどね）
人口最強の中国だからこそのリアリティでもあります
これが中国SFの魅力なんだよ！！
本作は最初から最後まで地球の話
まあ前作も地球が舞台なのですが、移動し始めた後なので…
本作はあくまで現在の太陽系軌道にある地球の話
地球の自転を止める
月を切り離す
地球エンジン起動
と前作では過去の出来事として描かれていたものが丁寧に描かれます
最高なんです
政府や軍も絡む展開はどこか”シン・ゴジラ”的な思考実験的なジャンルも含まれています
とある作戦のために世界中の暗号を解析とか…もう頭おかしいんですよ（※褒めてます）
今回前日譚を描くために追加された要素で
デジタル生命の概念も入ってくるのですが
これも面白いです
これだけで作品が作れそう
（まあこの要素が入ったから上映時間が長くなってるんですけどね）
前作（本作から見ると後日譚）に登場した人工知能のMOSS君ですが
なにやら、本作でも最初の方からMOSS君の前身っぽい量子コンピュータの”550シリーズ”が出てくるんですよ
ワクワクです
上映時間は173分…長いって？
流転地球計画は2500年に及ぶ100世代の計画ですよ
たかが3時間…一瞬です！！
上映回数が少ないので多分すぐ終わる
早めに観に行こう
----------作品とは別件-----------
中国の大ヒット作品ということもあり
左右の座席が中国の方だったんですが…まあスマホをよく開くのよ…
どうやら中国では映画館でもスマホ開くのが普通のようです（観賞後調べた感じだと…)
冒頭の制作会社ロゴとエンドロールはずっとスマホ開いてたので左右からバックライトでめっちゃ明るい…
本編途中でもちょくちょく開くしめっちゃ喋るし（話し声は中国語で分からんので4D演出として咀嚼しました）
飲み物も食べ物も持ち込みでガサガサ…自由すぎるよ
全員ってわけではないのは分かってるけど左右それぞれだったんで打率高すぎる…
日本では日本のマナー守ってほしいよ…でも中国エンタメ観てるので仕方ないのか…いや、ここ日本だし、やっぱりダメだよ！！
現地の映画館と近い環境で観れたと思えば良い体験だったのか…そういうことにしておこう（作品は最高なので）
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■映画館 ＴＯＨＯシネマズ川崎
■作品名 （字）流転の地球 －太陽系脱出計画－
■上映日 2024/3/23
■時間 14:30〜17:35
■９Ｆスクリーン８
■座席番号 G-5
