予告では非常にスケールも大きく、魅力に感じたが、肝心の本編は散々な出来であった。アマゾン製作という事で予算はあるからか、潜水艦内部の作りは非常に精巧な気がしたが、如何せん基本的には潜水艦の中が舞台なので、絵としt非常に地味であった。更には戦闘シーンも相手を陥れるだけで、全然戦わないのが地味さに拍車をかけていた。シンゴジラ的な政治家の場面もステレオタイプ過ぎるキャラクターが登場するだけで、ただただストーリーの展開を遅くするものでしか無かった。そしてクライマックスはここ最近の邦画でもダントツな酷さだった。冒頭でも述べた通り、アマゾン製作という事なので、恐らく映画なのかプライムビデオで続編をやるのだろうけれど、それにしても一作品にかける想いが乏しい作品になっていた。