アカデミー賞国際長編映画アイルランド代表。
変にこねくり回さずド直球で繊細。泣いた😭😭😭😭
子だくさん大家族でコットは親の愛を受けられないまま、母が妊娠したのでその間親戚の家に預けられることに。
本当に心から自分の居場所と思える場所は両親のもととは限らない、愛があって受け入れあって過ごせる場所であることを少女の視点で描く。
優しい映画だが、優しさのなかで現実を直視させられる。
タイトルどおりコットはとても静かな子。でも静かなのはあの環境からなんだろうなと想像する。
一時預りの立場のエイブリンとショーン夫妻が優しくて本当によかったねという気持ち。
最初から温かく迎えるエブリンはいつでもコットを優しく包む。不器用なショーンは最初こそ戸惑うがコットと誠実に向き合っていく姿に心打たれる。寡黙だが優しさと愛がある。
そうやって心を開いて絆が出来ていく。まるでお手本のような接し方だった。
ほんとこのまま三人で暮らせばいいのにと思うばかり。
ラスト数分に涙止まらず、感動的…なんだけどあのラストカットに複雑な思い。
どうか幸せになってほしい。
