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コット、はじまりの夏のhrnのレビュー・感想・評価

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)
3.8
あと10分…いやせめてあと2分続いてほしい…!と思うラストだった
それほどまでにコットの最後のセリフはいろんな思いが詰まってるように感じたから

猫可愛がりとまではいかなくとも、
私はこの集団の中で大切にされてるんだな、いてもいいんだな
と思えない中で過ごす日々は耐え難いものがあるから
家族といる時のコットを下唇を噛みながら見てた
学校抜けて走り出したくなるくらいモヤモヤを溜めてたんだなこの子

おじさんおばさんとの日々の中のコットは
自分はここにいていいんだ、
自分の言動でこの二人は喜んだり悲しんだりするんだ、大切にされてるんだ
っていうのを少しずつ感じ取っているようだった

おじさんと二人で見た海の上の月綺麗だったな
「沈黙を恐れなくていい。恐れて、それを破ることで、大切なことを失ってしまうことがある」みたいなセリフがあって
おばさんの悲しみへどう寄り添えばいいのかわからなかったコットにとって優しい声かけだなと思った

続きが見たいよ〜〜〜
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