原題:The Quiet Girl
(ガチの原題はアイルランド語かな🇮🇪?
意味は英題と同じなのかな)
ちょっと凄かった。
自分の今までの映画鑑賞の中でもなかったことなんだけど
最後の1分でぼろ泣き。
しかもね!分かってたの!!
おじさん達の車が帰って行って、
(あ〜今まで走るの鍛えてたしね、まさかここで走るなんて
ベタなことしないでね?w)とか思ってたの!!!(笑)
でコット走り出すじゃん、(あ〜やっぱり〜w)って
思ったの、なのになんか涙が溢れてきて
自分でも(え?まじ?)と思ったのに
そこから涙が止まらなかったの・・・・・・・・・・
こんなことあるんだ・・・・・・
脳は自分の感情を予測できないとは言うけど、
本当にびっくりした。こんなことあるんだ。
↑まず書いときたかったこと。てことで全体レビュー
普段アイルランド🇮🇪の映画を観ることがほとんどないし
えげつないくらい賞獲ったということで
楽しみにしてた作品。
文芸映画みたいな質感(というか原作あるのよね)は良いな
と思ったけど暗くて話にあまり抑揚もないし、
よくある設定・展開だし途中までは なんか普通だな?
と思ってた。
子供いたけど亡くなったのかなというのも初期段階で
分かったし、展開も目新しいものがなかったし。
でもコットがそうだったようにいつの間にかあの家での暮らしを観るのが癒しになっていて、
いつまでもこの3人を観ていたいな、って気分になってた
「子牛が牛乳を飲んで人間が粉ミルクを飲めばいい🥛」
は笑ったし確かにって思った🤣
あと夜に海に行ったシーンでおじちゃんが言ってた
「沈黙は悪くない。たくさんの人が沈黙の機会を逃し、
多くのものを失ってきた」
が深すぎて・・・これ大人は共感できるよね。
しかもこのセリフ、コットが井戸に水汲みに行って溺れることの伏線にもなってると思った。
おばさんが、コットを送る前にうっかり
「あなたがいなくなったら井戸に水を汲みに行かなきゃ」
って言って。
この一言がなかったらあの時コットは井戸に行かなかったんじゃなかろうか。
てか溺死するかと思って鳥肌立った!!!!!!!
それもあってますます伏線じゃんと思った。
生きててよかった・・・
おじちゃん最初コットに人見知りしてたの可愛かった🤣
コットが勝手にいなくなって怒ったシーン見たときと、
最初おばさんがコットの足洗ってあげてるシーンで
(子供に慣れてるな、子供いたのかな)って思って
この2人には子供がいたのかも、って思った。
なんか生まれつき活発な子は勝手に元気にやってけるけど
内気な子がネグレクトされるとあんな感じになっちゃうのかな?って思った。
親父ギャンブルと不倫て・・・
おばさんは優しさと気品に満ち溢れてて終始素敵だった💖
あんなマダムになりたい(無理です)
ほんと何でラストあんなに泣けたんだろう。
ずっとなんの主張もしなかった子が、
その別れの瞬間にすら何も言わなかったのに
追いかけるという行動をとることで気持ちを表現したからかな。
積み重ねたポストダッシュの重みも加わり。
初めから密に接してたおばさんとじゃなくて
おじさんとハグしてたのもなんか良かった。
「ダディ」な