妖獣奇譚 ニンジャVSシャークのYukinobeのネタバレレビュー・内容・結末

色々理由あっての鑑賞だったので前向き鑑賞ではなかったけど、割と楽しめたB級映画でございました。

思ったよりも物語が作ってある・・・ようで全然ダメダメなのは、B級映画でそこを楽しむ物じゃないからってことでいいのかなーと思います。たーだ、インパクト持たせたかったのか、悪い奴と思いきや実は良い奴と印象をガラッと変えたかったのかはわからないですが、主人公小太郎の初っ端は完全に悪手だと思います。最初と最後でキャラ変わりすぎでしょ、小太郎くん。まあ、小太郎だけに限らず、出てくる人物全員アホでしかないわけですが、そこにあまり乗れなかったのが悲しい・・・。
もっと弾ければいいのにそれほど弾けず、かといって真面目かと思いきや全筋もイマイチで誰も彼もが好感の持てないバカなので、なんだか中途半端だなぁって印象が拭えなかったのが残念ですね。
肝心のサメがあまり出てこないのは色々事情ありそうですけど、にしても扱いは雑ですし、全然怖くないし、そしてアイデアがない。全然普通なんだもの。もっとメチャクチャなことやってよかったんじゃないかなぁって思います。

しかーし、ギュッと詰め込んだ様々な要素をバシバシと放り投げてくるので、不思議とあまり飽きはしないのです。