最後に見たのは確か小学4年生。大人になった今、あの時の100倍泣ける。タイタニックってこんなに良かったっけ？
90年代とは思えない映像の作り込みに驚き。むしろ、あんまりCGが発達してない時代だったおかげでこんなにリアルな映像になってるのかな。本当にどうやって撮影したんだってシーンが多すぎておもしろい。
お嬢様と貧民の身分違いの恋という割とありふれたテーマだけど、それぞれのキャラクターが本当に魅力的。特にジャックは「貧乏育ちだけど度胸もあって頼りになり、お嬢様のローズに知らない世界を沢山見せてくれるだけじゃなくて芸術の事まで理解している優しい男」という、世間知らずのお嬢様のお相手としてパーフェクトすぎる設定。それでいて顔がレオナルド・ディカプリオなんだから好きになるに決まってる！
あの超有名な甲板で2人で手を広げるシーンは、改めて見ると出会いのシーンと対比になっているのかなと新たな気づき。ローズ一人の時は「飛び降りる」しか無かったけど、ジャックと2人なら「飛び立つ」ことが出来る。こんなに素敵な方向にFlyの意味が変わるだなんて、とっても粋だなと思いました。
