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タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスターのannaのレビュー・感想・評価

4.5
不朽の名作。
初めて映画館で鑑賞できました。
ストーリー知ってても、やっぱり大きいスクリーンで、映画館のあの空間で、観るのは全然違う。

正直3Dじゃなくても良かったなーとは思うけど、最高でした。



レオナルドディカプリオのジャックが、、もうかっこ良すぎて。
見た目ってことももちろんあるんだけど、
ローズにかける言葉や行動がイケメン。

希望を、持たせ続けてくれる。
自由を、自分らしく生きることを、教えてくれる。
いやもうかっこよすぎ。
最初の出会いのシーンでローズを止める時にかける言葉と行動が素敵すぎ。

そして、改めて大画面で見てびっくりしたのが、ケイトウィンスエットのローズが
美しすぎて、ため息出た。
初めに出てきたシーンの気取った雰囲気からどんどん砕けていくのいいよね。

お互いが、お互いを、絶対に手放したくないと思える相手に出会えることって奇跡だよね。
ポーカーで勝ってたまたまタイタニックに乗ったジャックが、最後幸運だったっていうシーン泣けたな…




そして、タイタニックって映画の好きなところは、もちろんこの2人のラブストーリーもだし、ローズが自由になるまでのストーリーもなんだけど、

沈没した豪華客船【タイタニック】
に乗っていたはずの、1人1人の人間が確かに存在して、生きていたってことが、大切に描かれてるところがたまらなく好き。

タイタニック号が沈没したっていう事実の中にある、人間の物語を、
こんな人が乗っていたかもしれない
その人にはこんな物語があったかもしれないって考えて、想いを馳せて、
それを映画にしたっていうのがたまらないよね。

最後まで演奏を続ける音楽家たち
豪華客船を設計した設計士
ボートのところで乗客に声をかける乗組員
最後にベットで2人で寄り添う老夫婦
子どもに幸せな物語を聞かせる母親

生きるために、諦めないために、
ジャックの手を離すローズ


やっぱり素敵でした…。


そして、世界の貧富の格差が浮き彫りになる感じも、心にずんときた。
石炭を燃やし、体を使って船を動かしている人たちが、まず真っ先に死に、貧しい人からどんどん死んでいくの辛かった。

命の価値は誰しも同等のはずでも、
命に値段がつけられてるあの感じ。
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