以前金ローで視聴していましたがせっかくなので映画館で鑑賞
上流階級の1人の女性の人生の転換点という希望あふれる話がタイタニック号が沈む悲惨な現実とうまく絡み合っているその巧妙さが恐ろしい
脚本の素晴らしさが光る展開
タイタニック号の美しさ、煌びやかさ、そこに乗る人々の非日常的高揚感がきらめくほど、沈んでいく船に乗る人々の凄惨な最期が重く際立つ
タイタニック号の事件について調べるほどジャックとローズという2人以外の全ての出来事が現実であったことが恐ろしい
そしてスクリーンに映る人々が現実味を帯びていくほどに、最後の最後までローズを案じたジャックの刹那的な生き様が輝く
どんな状況においても前向きにこの瞬間を生き抜いたジャック 海中に沈んでいく最期まで美しい
1番泣いたのは救命ボートで助けに戻ると決断した勇気ある乗組員のセリフのシーンでした。
