世界の端で
背中を合わせる
まだ熱い
まだまだ遠い
鏡に伸ばした手は
ちゃんといつも
私に触れる
間違いを捜しそこねる
似ているところにばかり
目が向いてしまう
偶然がふっと
蘇るように
知らない仕草にほっとする
好きも嫌いもなくて
ただ今が
愛おしいくらい
時間の上で
呼吸を合わせる
まだ熱い
まだまだ長い
瞳を通した画は
きっともっと
私を越える
目印を曲がりそこねる
信じる理由にばかり
手を焼いてしまう
茫然とじっと
繰り返すように
見えない仕業にはっとする
善いも悪いもなくて
まだ今は
恥ずかしいくらい
何処にもない
形なんて
あってない
間違いを捜しそこねる
似ているところにばかり
目が向いてしまう
偶然がふっと
蘇るように
知らない仕草にほっとする
好きも嫌いもなくて
ただ今が
愛おしいくらい
