このレビューはネタバレを含みます
初めてルシアの名前を叫ぶのがお兄ちゃんだったことが嬉しかった。
みつばちのおばさんといい、主人公の思いを否定せず寄り添ってくれる味方がいてくれてよかったです。
諦めきれない夢と非協力的な夫、自分を責める母に精神的に追い詰められるお母さんの様子は見ていて心が痛かったです。
お父さんも言い方が悪かっただけで、主人公のことを想っていることがわかり安堵しました。
お姉ちゃんの描写が薄く、彼女が主人公に対してどう思っていたのかが読み取れなかったのが残念です。
ラストのどこかふっきれたような彼女の明るい表情がとてもキレイで印象的でした。