umakoron

さよなら。いつかわかることのumakoronのレビュー・感想・評価

4.1
ドキュメンタリーを見るような
粛々と無常な時間が過ぎて向く

人生最悪の日に
私はこの父のような行動ができるであろうか

悲しみは彼だけのものではなく
子供たちも同じはず

苦しみを分かち合い
少しでも自身が楽になることを
考えてしまわないだろうか

人は有事に真価を問われる
夫として父として
苦しみの最中に起こした行動は
突拍子もないが愛に満ちていた

父の抑揚された感情や
子供達の真っ直ぐな眼差しに
涙をそそられる作品であった
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