さよなら。いつかわかることの作品情報・感想・評価

「さよなら。いつかわかること」に投稿された感想・評価

みと

みとの感想・評価

4.5
隠れた名作。家族愛と反戦を描いたシンプルな映画。観て良かった。
si

siの感想・評価

3.7
全体的にどんよりとした曇り空のような映画。ときには晴れ間があって、けれど雨や雷のような不安も孕んでいる。
余計な演出の派手さもないし、静かに進んでいくのでむいてない人には苦痛だと思う。
主人公はどこか押し付けがましさ、良くなさがある父親。
それまでぎゅっと押し込められていてどうしようもできなかったものが、彼の中から少しづつ外に出ていって。いつかわかることとさよならする。


ハイディとドーンかわいすぎか〜〜
ハル

ハルの感想・評価

4.0
「こちら、グレイス、スタンレー、ハイディー、ドーンです。メッセージのある方はこちらへどうぞ」

留守電からは、旅立つ前に録ったと思われる、妻・グレースの明るい声があふれる。グレースとスタンレーは、軍隊のブートキャンプ中に知り合い、後に結婚。数年後、彼らは二人の子宝にも恵まれた。グレースは家庭を設けた後も軍に残り、イラク戦争の開戦に伴って戦地へと旅立っていった。残された家族は、母の帰りを待ちながら、アメリカで平穏な日常を送っている。

夫のスタンレーは、とある事情で軍を除隊となり、今はホームセンターで販売員の仕事をしている。戦地にいる妻を想い、二人の娘との生活に戸惑う毎日。そこへ、軍の関係者が訪れ、妻が戦死したとの報を受ける。スタンレーは娘たちに母の死を切り出すことができず、衝動的に旅行へ行くことを提案する。こうして、父は、二人の娘を連れ、フロリダへと車を走らせるのだった。

映画における旅は、美しい景色ばかりでなく、旅人たちの想いを、スクリーンの中に拡げる。その果てに見えるのは、彼らの成長とそれを見守ってきた鑑賞者の精神的な浄化である。


この作品(原題:Grace is gone)は、ぎこちない親子関係がゆっくりと再生していく過程の中に戦争への静かなアンチテーゼを込めている。

巨匠クリント・イーストウッドが奏でる、静謐な調べが、愛妻を失った男を癒やし、バラバラだった親子の絆を深め、そうして、戦争で亡くなった死者の魂を慰める。それは、どんな景色よりも美しく、どんな言葉よりも優しい。

旅を題材にした作品は数あれど、この作品ほど、私に涙を流させたものはなかった。
りーん

りーんの感想・評価

4.0
海を見るときも思い出す。
娘2人に母の訃報を伝えなきゃ。でも、そんなの言えなくて、車に乗ってずっと遠くへ。
悲しみと葛藤をひとり胸に抱えて、留守電の妻の声を聞いて、取られることのない受話器の向こうに話しかけて…
苦しくて涙が溢れた。
なんて優しいお父さんなんだろう。
何気ないシーンでも目頭が熱くなる。
小さな家で3人抱き合う場面にじーんとした。
切ないけれど、時計のアラームといっしょに温かくなれるお話。
カメラのアングルが素敵すぎる。
遠のいていく言葉も効果的だなぁって。
終わり方もすごく好き。
エンディング曲もよかった。
こんなジョン・キューザックさん見たことない…!
K

Kの感想・評価

4.0
大切な人を失うことは、とても辛い。あまりにも日常に面影が染み込み過ぎている。いないと分かっていても電話をかけて、どうか伝わっていて欲しいと思う。

海辺のシーンは、4人の間にしかない愛が伝わってきた。心が浄化される良い映画だった。
かずお

かずおの感想・評価

4.5
遊園地に行く前のハイディがお父さんに何か言おうとしてやめたシーンが一瞬だったがハイディの複雑な気持ちやお父さんを思う気持ちが伝わってきて好きなシーンだった。また、妹の無邪気さが映画をよりリアルにしていてよかった。
lovemani

lovemaniの感想・評価

4.6
軍人としてイラクへ派遣されていた妻が死んだ…

仕事前に見るんじゃなかった(T ^ T)
泣きっぱなし…

父と子のロードムービー


母親が亡くなったと、子ども達に伝えるのは、どれだけ辛い事だろう…
自分だってまだ受け入れられていないのに…

誰かに何かを伝えるって、とっても心を砕く事だよね。
相手を思うからこそ、簡単じゃない。
でも伝えなくちゃいけない。
それが嫌って程伝わって、切な過ぎる。

父親は勿論
姉妹を育ててる私が
姉妹ってこうだよなぁ〜って思うくらい
演技が自然過ぎて、余計にグッと来る。

でも、悲しいだけじゃなくて
心の中に、1つ
ほっこりしたモノを残してくれる映画でした。

イーストウッドの音楽も凄く良かったよ!
多才だねーー!
mo

moの感想・評価

3.0
2009.5
3人それぞれの存在が支えになっている。そんな父娘の関係が切なくも微笑ましかった。妻が戦争へ行くという設定が珍しい。
hinaoba

hinaobaの感想・評価

4.3
こんなにも悲しいロードムービーは初めて観た。

学校なんて休んでいいから今から遊園地に行こう!と、ある日突然、幼い娘ふたりを強引に旅に連れ出した主人公スタンレー。
スタンレーには、旅の途中で娘たちに伝えなければならない大切な話があった。

ロードムービーといえば、旅につきものの高揚感や楽しさがあったり、自分探し的な気ままさや解放感があったりするものだが、この映画は違う。

父親の気持ちと、娘たちの気持ち、どちらも伝わってきて、苦しくて、悲しくて。

家族って、何が起ころうといっしょに乗り越えていかなくちゃいけないんだな。
乗り越えることで、家族になってゆくんだな。

ジョン・キューザックがよい。
青春映画やラブコメディの可愛い男の子だった彼が、こんな父親役を演じるようになったんだなぁ、という点も感慨深かった。

ちなみにクリント・イーストウッドが音楽を担当。作曲も手がけている。
KAZUKI

KAZUKIの感想・評価

3.0
イーストウッドが音楽担当だから観てみた。ストーリー自体は、抑揚がなく若干退屈かな。母を戦地で亡くして、夫が子供たちに母の死を伝えるタイミングに戸惑うのが大筋で、なかなか言い出せず立ち尽くすジョンキューザックが印象的。
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