人生を折り返した年齢の人には
頷けるシーンが多い映画かも
若かりし頃を事あるごとに思い返し、
老いに抗い、自己肯定感が低くなる
側から見れば若返った3人よりも
そのままの姿の方がよほど
オリジナリ>>続きを読む
オリジナル版と比べると
重厚さはなくなり
チープさが拭えないが
踊りを楽しむと割り切れば悪くはない
カジュアルに振り切りすぎたのは何故?
車窓から見える風景から
誰かの日常を妄想する
これ個人的にはあるあるで
冒頭からそそられるも
中盤に進むにつれて
妄想か現実かわからなくなる
そういうストーリーなのだが
ミステリーとして完成度が…>>続きを読む
戦地で戦うのは
武器を持った男達だけではない
前線で戦う男達の士気を高めるために
愛する人たちからの手紙を届ける
偏見に満ち溢れ
侮辱されても屈せずに
任務を全うした女達の戦い
文句ななしの良作
1人の男の不遇な少年期から
世を去るまでを淡々と描いた作品
盛り上がりもなければ
派手な演出は何一つない
刻々と年を老いていく
ただそれだけ
人生は何も特別なことだけでできていない
側から見れば>>続きを読む
ツボにハマるコメディ
ふざけていそうでなかなか深い
宗教でなぜ人々は争うのか
アイデンティティとは何か
最も大切なことは何かを
面白い角度から
シュールに切り込んだ作品
他宗教が混在するインドだ>>続きを読む
母として色々考えさせられる時間であった
子供の無垢さが
時に鋭利な刃物のような
凶器になる
大人目線で感じる暮らしと
子供に映るそれら‥‥
見える景色の濃淡差に
ひりひりとした痛みを感じずにはい>>続きを読む
見応えのあるインド映画
衣装や色使い
日本とは違う宗教儀式
それらを見ているだけで楽しい
妻や娘を教祖に捧げる
今では全く理解できない儀式だが‥‥
権力や地位が判断力を狂わせ
私利私欲に走らせる>>続きを読む
オリジナル版「生きてこそ」を見た時は
衝撃的だった
あの大惨事に何ヶ月も
雪山で生きていた事実よりも
人肉を食べてすら生き延びたいか
そのことへの疑問が頭の中で
何度も何度もこだました
それは多>>続きを読む
かなり楽しみにしていた作品
チャーリーは文句なく可愛いし
演技力も抜群
しかし、長いのなんのって
インド映画のしつこさが裏目にでた感じ
ラストはわかっているのに
こんなに引っ張る必要あるのかしら>>続きを読む
当然アウシュビッツで起こった事は
知っているよねを前提に
作られた作品
音の使い方が斬新
草花が咲き乱れ
妻の夢を沢山つめこんだ家
その隣のそびえ立つ壁の中では
何が起こっているのか‥‥
時折聞>>続きを読む
見方によってはキリスト教の布教作品
人を信じること
許すこと
待つこと
祈りは通じる etc
女性はこれだけ愛されたら幸せだろうね
男性の愛に汚れがないだけに
愛されるのにふさわしいのか自問し
変>>続きを読む
戦争の惨さが生々しく伝わり
息苦しい時間であった
ドイツの若者たちは
まるで遠足にでもいくかのような高揚感で
戦地に向かう
とても前線で戦えなさそうな
普通の学生たちが
激戦と共にその顔つきやメン>>続きを読む
カリウスマキの世界観はいつだって独特
ひたすらタイトル通り
過去を忘れた男が
新たな土地で再生していくストーリー
仄暗く、ゆっくりと
物静かなのだが
どこか人間の奥底にある願望の
核心を突くような>>続きを読む
なんとなくジャケにそそられないのと
見なくとも内容が想像できるため
📎したまま放置していた
何十年かけてもわからなかった
気づきをくれる
そんな不思議な人との繋がりを
描いたほっこりとした良作>>続きを読む
いや〜、この作品は誰をターゲットに
しているのでしょう
それほど官能的でもなければ
取り立てて美しくもなく
駆け引きにゾクゾクするわけでももない‥‥
久しぶりに見終わって
???
となってしまった>>続きを読む
アメリカンな雰囲気満載で
アナログな時間軸が懐かしい
国が違えばお葬式はまるでパーティ
日本とは真逆の雰囲気で
故人を送り出すのが興味深い
人生の教訓がたくさん詰まった作品で
グッとくる所もあるの>>続きを読む
他人事として見ることができず
ずっと心のざわつきが止まらなかった
登場人物はそれぞれに個性的な家族と
病院関係者と尊厳死協会の人だけ
そのために尊厳死についてひたすら考えさせられる時間であった
通>>続きを読む
底意地の悪い人ばかりでてきて
悲しくなる
真実の愛であることを
本人達は確信していても
周りは好奇な目でみて変人扱いするのは
決して極端な例ではないのであろう
実際同じことが
私の家族に起こった場>>続きを読む
スコア低めだが個人的には好き
ここからという展開で幕が降りる
彼がこの先どのような人生を
送るのか、生活自体はきっと
何も変わらない
でも出会ってしまったからこそ得た
心の高揚感と、幸福感
それが>>続きを読む
理不尽さに頭がくらくらする
精神的な傷だけでなく
障害を背負った生きることになるなんて
こんな卑劣な犯行ってあるだろうか
加害者はアルコール依存症を理由に
責任逃れをし、それが認められてしまう恐怖>>続きを読む
時々無性に見たくなる
上映当日これ程話題になった作品は
そうあるまい
初めて見た時は
それほど響かなかったのだが
繰り返し見るうちに
気がつけば好きになっていた
美しい恋愛劇にフォーカスされがちだ>>続きを読む
激動の時代を生き抜いた
韓国人男性のお話
彼の過酷すぎる人生を振り返ると
そこには固い絆で結ばれた友がいて
やがて恋をし、家族が増えていく
一見なんの変哲もない
幸せそうな大家族に見えるが
その幸>>続きを読む
極限で同じ経験をしたものにしか
理解できない状況が
あまりに暗く悲惨
戦時化の彼女達は
理不尽さに目をつぶる以外
生き延びる術はなかった
しかし、戦争が終わった後ですら
何が真っ当であるかの
判断>>続きを読む
本物の試合さながらに戦い
凄まじいほどに肉体改造する
俳優魂に惚れ惚れする
果敢に望み再起する男の姿を追う
明快なストーリーだが
作品全体に力強さがあり
エンターテイメントとして
楽しめる作品であっ>>続きを読む
いやはや戦争映画を
こんな描き方するって相当斬新
ただ背景が背景なだけに
痛烈な風刺と皮肉に
なんだかギュウギュウ胸が締め付けられて
笑うに笑えない
笑えそうでいて
残忍で、滑稽でもあり
感情がご>>続きを読む
いやいや年末に見るには重すぎた
性的被害を受けた場合
せめて1人でも理解者がいないと
苦しみはとめどもなく広がるであろう
いつでもどこかに引き金はあり
何かにつけてフラッシュバックするであろう>>続きを読む
クセ強めの父親に翻弄される息子家族
バラナシ
一度は行ってみたい
世界で最も神聖であり
カオスであろう場所の一つ
インドの死生観が面白く
申し訳ないけれど側から見れば
ちょっと滑稽でもあるのだが>>続きを読む
比較的想像通りのストーリーだが
ミリダンガムという
インドの伝統音楽の世界が奥深く
気がつくと独特なリズムがクセになる
不思議な魅力のある作品
インド映画
相変わらず突然踊り出し
高揚すると歌い出す>>続きを読む
期待値が高かったせいか
今まで見たインド映画の中では今一つ
理不尽な暴力シーンが多く
尺の長さとまわりくどさが鼻につく
わちゃわちゃしすぎて
良いストーリーなのだが
響ききらずでした
インドの混>>続きを読む
掴みは良いのだが
どことなく残念な部分も‥
人はショック状態や
究極に苦しい時
肉体をああも求めあうものなのだろうか
という、個人的な疑問
ほんの一瞬でも
耐え難い悲しみから解き放たれたい
その>>続きを読む
一目見た瞬間から恋に落ち
その思いが生涯続くって素敵ね
羨ましくもある反面
穿った目で見てしまう
自分の汚れた心のなんと悲しいこと‥
恋は盲目とはまさにこのことで
美しい物語である事に間違いない>>続きを読む
ラストはわかりきっているのよ
それでもね、久しぶりに泣いた〜
柔らかな愛が美しすぎて‥‥
見ようによっちゃ
ストーカーだし
途中からガンガン仄めかすんだけど
それでも女優さんの初々しさと相まって>>続きを読む
取り返しのつかない
やり直しのきかない
出来事の加害者になったら‥
被害者になったら?
十字架を背負って生きる家族たちの
日々を淡々と描き続ける
地の底を這うような
苦しみの中にあってですら
人>>続きを読む
前半のつかみが今ひとつで
リタイアしそうになったのだが
中盤から俄然引き込まれた
会うはずのない境遇の違う男たちが
いつしか心を通わせる
外れた歯車がついに回りだす
予感をはらみながら物語は進む>>続きを読む
映画が好きで好きでたまらない
劇場の一体感
みる前のワクワク感
色彩と音が作り出す世界
それらが織りなす至福の空間
「好きってこういう事だよね」
をシンプルにキラキラと
映画と出会ってしまった少年>>続きを読む