umakoronさんの映画レビュー・感想・評価

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髪結いの亭主(1990年製作の映画)

3.9

何といってもタイトルのインパクトよね
若い頃に見て、何のこっちゃ??
だったのだけど、
独特な雰囲気がずっと残っていた作品

大人になってみたら
なかなか奥深い作品で
ついに理解力が追いついた

静か
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ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

3.7

もしもあの時
あの場所でこうしていたら
していなかったら‥‥

きっと誰もが
一度は思ったことがある感情であろう

友達以上恋人未満の友達がいる人には
ああ、わかるわー
が、沢山つまった作品


個人
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理想の彼氏(2009年製作の映画)

3.3

ちょっとほっこりできる
歳の差カップルのお話

良くも悪くもさらっと見られます
男性が15歳年上カップルは
そんなにレアでないけど
逆パターンだと映画の題材になってしまう
から面白い

なんだかんだで
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ヘカテ デジタルリマスター版(1982年製作の映画)

3.4

良い大人、しかも社会的地位のある男性が
沼に完全に落ちてしまったというお話

崩壊っぷりがすごい
そんな顔になっちゃうのねー
と、もがく姿を冷めた目で見つつも
どうにもこうにも行き着く先が気になる
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愛を綴る女(2016年製作の映画)

3.7

若い頃に見たらきっと意味不明どころか
怒りすら感じたであろう作品だが
年齢を重ねた今なら
この味わい深さを十分に堪能できる

妄想に生きる女と
現実に生きる男
二人が見ている世界の乖離が非常に面白い
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ローマの休日 4K レストア版(1953年製作の映画)

5.0

良い作品は何度見ても
何年経っても色褪せないを
完全に立証した時間であった

全く飽きを感じず
ひたすら高揚感に包まれ
一周回って新鮮にすら感じた


大好きな作品を映画館で見られる幸せ
こんな贅沢は
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間奏曲はパリで(2013年製作の映画)

3.7

フランスらしい大人の為の映画

夫婦の距離感や
恋愛観が日本とは違い
非常に面白い


倫理観とか
そんなの抜きにして
こんな形も素敵だなぁと
思えてしまう作品でありました

時には目をつぶり
目の前
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最後の初恋(2008年製作の映画)

3.1

諸々設定に無理があるが
リチャードギアとあんな出会い方をしたら
落ちない女はそういないか‥‥

ストーリーはさておき
結局のところ
リチャードギアに免じて
これでもよいかと思ってしまう作品

全てを超
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.7

キングダムお初
期待もせずに誘われるがままに映画館へ

日本映画と思い、なめておりましたが
なかなか壮大
セットも衣装も良い感じ
エキストラの数も相当気合いが入ってます

今をときめく役者さんが
これ
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SAINT LAURENT/サンローラン(2014年製作の映画)

3.0

長い 長すぎる

このシーンは本当に必要?と思う
無駄の多さで集中できず
気がつくと寝てしまうを繰り返す事3日
やっと終わった
が、第一の感想になってしまった


イヴを知ってもらいたいという愛は
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バービー(2023年製作の映画)

2.7

先に見た方々が口々に面白いと
おっしゃるので楽しみにしていたのだが
いやもうこれ完全にダメでした

バービーに愛着や思い出がないのが
根本の原因であるが
笑いのツボがもう???すぎて


アメリカ人ら
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.8

評価はイマイチだが
深層心理をよくついた
なかなか楽しめる作品


女の園に突如男性がやってきたら‥‥
あらやだ
日常が一変しちゃう

ちょっと意地悪でシュール
この絶妙さは
コッポラならでは

マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

3.6

装飾品、衣装、お化粧
どれをとってもビジュアルの満足度が高く
色味とインテリアが
素敵すぎてワクワクしてしまう

マリーアントワネットを
現代風にアレンジしポップでおしゃれ
いわゆるかわいいが満載
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欲望のバージニア(2012年製作の映画)

3.7

いやいやトム・ハーディ不死身ですか
もうセクシーだから
なんでも許しちゃう

実話ベースの話はやはり面白く
配役の良さもあり入り込みやすい

ストーリー自体は意外と単純だが
エグさとハラハラ感で
飽き
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レジェンド 狂気の美学(2015年製作の映画)

3.7

トム・ハーディの色気と男くささが
たまらない

しかも違うキャラで
2倍楽しめるこの贅沢さ
嫌いなわけがない

トム・ハーディ加点は
間違いなくあるが
実在した双子兄弟のお話だけに
吸引力があり
テン
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キャタピラー(2010年製作の映画)

3.1

戦争の悲惨さ
この作品の感想はこれに尽きる

日本が歩んできた道を
振り返る事も
忘れないという意味において必要であろう

寺島しのぶの女優魂に度肝を抜かれる
感情的にも肉体的にも
かくも難しい役を
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.4

ミッションインポッシブル ファンの皆様
ごめんなさい

でもね、もう鍵を見つけ出す
それだけのミッションなのに
大仕掛けで長いのよー

トムクルーズの俳優魂は
止まることを知らず、圧巻なのだけど
スト
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サヨナライツカ(2009年製作の映画)

3.0

うーん
ツッコミどころ満載

中山美穂が誰かを演じていてすら
中山美穂そのもので
その見た目のクオリティばかりに
集中してしまう

誰か一人でも飛び抜けて良い演技だと
もう少ししまるのだろうが
なんと
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トゥー・ウィークス・ノーティス(2002年製作の映画)

3.4

ありがちなストーリーながら
ヒューグラントの甘いマスクを
たっぷりと楽しめる作品

傍目には全くお似合いとは
思えないカップルだが
二人の息のあった演技が
後半に行くにつれてあまりに自然で
ついつい微
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7つの贈り物(2008年製作の映画)

3.5


彼の行動の理由はラストまでわからず
焦ったい時間が続く

そこを楽しめれば良いのだが
個人的には謎解きが長すぎて
フラストレーションが勝ってしまった

理由がわかれば
腑に落ちる点も多いがなんとなく
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エム・バタフライ(1993年製作の映画)

3.5

あの蝶々夫人の現代版アレンジと思いきや
実話ベースの全く違うお話でした

この監督らしい映像の見せ方と
心理描写はさすがであり
ストーリーも魅力的
ぐいぐい引き込まれるのだが
なんとも言えないもやもや
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戦慄の絆(1988年製作の映画)

3.8

脚本、演出、演技共に非常にバランスが良く
色彩や小道具に強い拘りを感じる
寸分の狂いの無い世界観が見事


日常では目にしない人間のダークさが
緻密に描かれ、
テンポも良く非常に引き込まれる

闇に満
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チャーリング・クロス街84番地(1986年製作の映画)

4.4


ぴたりと来る作品との出会いが
映画を見る理由の一つだが
まさしくこの作品はそれであった

大好きなイギリスの香りがただよい
本を通じた交流も粋すぎる
こんな高尚な言葉の掛け合いに心底憧れる

まさし
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ツーリスト(2010年製作の映画)

3.2

ヴェネチアとアンジー

どの角度から見ても完璧なまでに美ししい町と人間に見惚れるしかない

もうストーリーが入ってこないほど
煌びやかな共演でありました

ミナリ(2020年製作の映画)

4.1

この深みとエグさがたまらない

人生の無常さ
理不尽さが痛々しく
心情描写が緻密

ぴたりとはまった配役も
この作品の魅力であり
表現の一つ一つに唸るばかりであった

小説のページを一枚ずつめくるよう
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.6

有名所二人が主役なのに
誰なのか、それすらわからないジャケ
ある意味すごいチャレンジではあるけれど‥

うーん
なんか違う

さて、ジャケ批判はさておき
時間軸が前後するので
正直今はいつなのか
追い
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ディア・ライフ(2016年製作の映画)

3.5

インド映画独特の
くどさやダンスはほぼない

カウンセリング治療がなかなか面白く
自己肯定感が低い時
人生に迷える時に良いかもしれない

複雑に思えた悩みも
案外糸口は簡単につかめるかもしれない

ケイト・レディが完璧な理由(2011年製作の映画)

3.4

薄口ながらも、流れる空気は前向きで
気分は上がる

ライフワークバランスは
いつの時代も常にテーマですね

バリバリ働きながらも
子供にもご主人にも目を配る

完全に体力勝負ですね

なんだかんだバタ
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.3

さすがに今となっては目新しさは感じないが
当時はテクノロジーの未来予想は
相当インパクトが強かったに違いない

いやー何がすごいって
20数年前の作品なのに
トムクルーズが今とさほど変わっていない事
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ぶあいそうな手紙(2019年製作の映画)

3.9

終始穏やに進むストーリーで
人の温もりを感じられる

人生の後半は目は見えなくなり
不便も多いが
まだまだ人生捨てたものではない
出会いときっかけは
どこにあるかわからない

地味ながら愛のたくさんつ
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みじかくも美しく燃え(1967年製作の映画)

3.6

映像と音楽の美しい事

出会う順番が違ったのか
それとも定めなのか

愛する二人の切なく儚い
真実の物語

人を愛するとは何なのか
全てを失ってでも欲しい愛

なんとも
心が痛い

dot the i ドット・ジ・アイ(2003年製作の映画)

3.2

脚本は面白いのだが
テンポの悪さと
カメラワークがどうも好みでなく
ハマりきれなかった

独身最後の日に
他の男性とキスをする習わしから
スタートし、
ラストまでの展開も悪くはないのだが
どうも中途半
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ヒューマン・ボイス(2020年製作の映画)

3.2

ジャケの美しさに惹かれて鑑賞
30分の短さに
芸術的なこだわりが盛りだくさん
とにかく色使いが素晴らしい

視覚で楽しめる作品であるが
内容は今ひとつピンとこなかった

ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.7


前向きになれる清々しい作品

落ち込んだり
自分を信じられない時に
力をもらえるそう

天賦の才能を開花させるまでの
プロセスは圧巻で
何か一つ欠けても
世界最高峰のスタープレイヤーは
生まれなかっ
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イン・ハー・シューズ(2005年製作の映画)

3.6

再鑑賞


ローズの目立たないが心根の美しい
キャラクターがとにかく好き

同じ親から生まれても
姉妹の性格は全く違う

そんな姉妹独特の関係を
リズム良く描いたヒューマンドラマ

重さと軽さのバラン
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エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語(2019年製作の映画)

3.9

動物のお涙頂戴ものとは一味違う
程よい重みが心地よい

何よりエンツォの微に入り細に入る
演技が素晴らしい

犬好きにはたまらないシーン満載
レーサーになりたかった犬という
面白いアイデアは一体どこか
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