マレーネの『モロッコ』、『上海特急』で見事に彼女の虜になりつつ、鑑賞。
モード系や女優さん、カルチャー系のドキュメンタリーは結構見てるけど、本当によく出来てます!!!
わかりやすく、且つ歴史的資料から関係者の証言まで、マレーネの姿を映し出してくれてる。
ドイツ人のマレーネが1930年初頭には祖国の異変に気づき、信念を持って、歌で彼女という存在で戦争と向き合った姿に、解放のキーワードが出てくる。
大スターの側面しか表には出ないけど、一体何人が彼女の他の側面を知っているんだろう。
例えば、今の映画が映し出している戦争の姿や当時の情景は、やっぱり古典作品や20世紀の積み重なりで存在してるんじゃないかな。
それにしても、本当に素敵な作品でした。