農場で働くコール（クリス・エヴァンス）は謎の美女セイディ（アナ・デ・アルマス）と出会い、彼女を追って出張先のイギリスに渡る。ところが、実は彼女はCIAのエージェントで、重要人物と勘違いされたコールは悪党レヴェック（エイドリアン・ブロディ）に誘拐され、世界を滅ぼす秘密兵器の争奪戦に巻き込まれる。
女スパイに巻き込まれた男という使い古された設定の中で、アナ・デ・アルマスとクリス・エヴァンスがどんな冒険を見せてくれるのかと期待したけど、これはちょっと肩すかし。
洞窟や機内のアクションは単調だし、レスリングやってたって殺し屋に勝てるはずないでしょ。
アンソニー・マッキー、ジョン・チョー、セバスチャン・スタン、ライアン・レイノルズをお遊びで使うほど笑いに傾いてたはずなのに、中途半端なシリアスさはいただけない。
今をときめくアナ・デ・アルマスは、ラストのドレスでのアクションは魅力的だったけど、「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」や「グレイマン」の華やかさはどこへ。全体的には物足りなかったなー。
宣伝しないのが惜しいほどの良作を連発してるApple TV+だけど、これは残念！
