こわくはない。
意外な展開は皆無だし、ジャンプスケアばっかりで本気でぞっとするような瞬間はない。
が、とくに前半、バケモノが姿を見せるまでの暗闇描写は、生理に訴えかけるような不気味さがあって良かった。
また、家族のトラウマの克服とバケモノとの対峙が重ねて描かれるのは、王道だけどしっかり感動した。
クライマックスの展開も、わかっちゃいたけどやはり胸熱。
一家を演じた役者陣がすごく魅力的。
とくに長女、アニャ•テイラー＝ジョイとYouTuberの相馬トランジスタを混ぜたみたいな少し個性的な顔立ちがかわいいし、強がってる姿が健気で冒頭からうるっときた。
