ちら見しながら部屋の掃除しようと思ってたのに、いつのまにかしっかり座って、最後まで見入ってしまった。
子供の頃に見たときは、ふたりの初夜のシーンがインパクト強すぎて他の場面の印象がふっとんでしまってた。
今見返すと、なんて苦くてロマンチックな話なんだ。
ゲイでありながら、昔気質な「男らしさ」の強迫観念でガチガチに縛られたカウボーイっていうのが切ない。
時代の風潮もあり、なかなか過酷な展開がつづくけど、全体的には"愛"の話だったなあという印象が残った。
ジェイク・ギレンホールとヒース・レジャーが、どう考えてもそういう人としか思えない憑依っぷり。
この感じで「ナイトクローラー」とか「ダークナイト」とかもやれちゃうんだから、役者って本当にすごい。
