バイオハザード：デスアイランドのしょうさんのネタバレレビュー・内容・結末

印象としてはファンサみたいな映画という感じ。演出とかとにかく各キャラを目立たせるための派手な動きとかカメラワーク。シナリオ面も本筋はいざともかく、キャラクターの心理とか、基本的にゲームをプレイしてること前提みたいな語りが多く、敷居の低いMCUのような感じ。
バイオハザード好きのための映画で、それ自体映画としてすごいものではない。舞台となる有名なアルカトラズ島も、単に敵のアジトってだけで、その場所ならでは、みたいな内容はほぼなかったと思われる(台詞に皮肉やギャグみたいなものを発する程度)。

しかしバイオハザードはウェスカーの存在が大きすぎるのか、なんかラスボスがパッとしませんね…みんな昭和の子供向け特撮ヒーローの悪者みたいな小物感の思想というか「私が世界を変えるのだ」を連呼してるだけみたいな…

ちなみに特撮大好きなんで拒否ではない、でもバイオは決して子供向けの作品ではないので、その辺はもう少しシナリオ担当さん頑張ってくれたらなあという感想です。