ヒダリー

コヴェナント/約束の救出のヒダリーのレビュー・感想・評価

コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)
4.1
まず面白い。約束、そしてそれを守るという関係性を重厚に、静謐に、熱いブロマンスで描く。目で醸成するブロマンスはどれも良い。映画自体、約束と絆の関係性を重ねることで進んでいく。絆のニュアンス両方にフォーカスしているのも面白かった。それを飛び越えることでこのブロマンスがある。曹長搬送ロードムービーパートが丁寧で説得力もある。
かたやアメリカがそれを反故にすることには激情迸る演技で代弁するジェイク・ギレンホール。ジェイク・ブチ・ギレンホールだ。ハードで見応えのある娯楽作でありながら、米政策批判を怠る事なく社会派の側面も充分に押し出されてる。
もうガイ・リッチーは『キャッシュ・トラック』然り、こっちの方面に力を入れていった方が良い。『ロック、ストック〜』の拙い焼き直しを何度も見せられるより、何千倍と良い。最高。
パーカー良かった。
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