アフガン戦争時の米軍と現地通訳者の取引・関係、そして仕事のためとは言え米軍に加担していることによる通訳者たちの現地での扱いに関する話。現地武装勢力のタリバンにとって通訳者たちは自分たちにとって裏切り者であるため、報復の対象となっており通訳者たちは身の危険を抱えながら仕事をしているという、史実ベースの内容である。
史実があっての話とあって実在の人物・エピソードを基に話が進むため、普段のガイ・リッチー作品のような予想外の展開や人物同士の軽快なやり取りがある訳ではないが、それでも要所で張り詰める緊張感に引き込まれる魅力がある。