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アフガニスタンでタリバンとの前線部隊でたたかうキンリーとその通訳が紡いだ友情と非情な戦争という現実。
ガイ・リッチー監督がエンタメ的なアクション作品ではなく、戦争と人間を描いている。
ホラーなんかよりよほど多くの人が死ぬが、それが普通の光景であるのが怖い。
アーメッドは移住ビザを取得するための仕事として通訳をしていたが、キンリーの人柄に惹かれ、キンリーも通訳だけではない冷静さと知性を持ち合わせたアーメッドを信頼する。
緊張感ある演出に音楽が迫力を加える。
するどくキレのある脚本で説得力がハンパない。
キンリーの妻の静かな少ないセリフには愛が見え隠れする。
キンリーとアーメッドの視線がぶつかるとそこには揺るぎない信頼が生まれる。
日本人にはグッと来る義理と人情とも言える深い絆で結ばれた二人の熱い物語。
ガイ作品で一番好きかもしれないです。
