ユメル

コヴェナント/約束の救出のユメルのレビュー・感想・評価

コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)
4.2
ガイ・リッチー監督らしい、いつものスタイリッシュさが封印されて、終始、緊張感と重厚感を漂わせる素晴らしいヒューマンドラマに仕上がっている。

タリバンという野蛮で極悪非道の組織が牛耳るアフガン。そんな母国と敵対するアメリカ軍側の通訳として、命をかけて協力する現地人。
神様は果たして、戦争という惨たらしい行為を望んでいたのだろうか?

アメリカとタリバンの20年にも渡る戦いが終結をむかえ、そこで生まれたものは平和ではなかったというのが、ひどく悲しいものである。
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