イタリア映画らしい哀愁漂うオープニング。イタリア映画で中東系の人が主演なのは珍しいですね。
何でも実際の潜入捜査官に徹底取材をして、リアルな描写にこだわったらしいです。
しかし…リアル=面白さには必ずしも繋がらないというのを露呈したような作品。確かにリアルゆえの緊張感はありますが、話しとして盛り上がりに欠けますね。
潜入捜査官の孤独と疑心暗鬼の精神への負担などは伝わって来ましたが、脚本としてもう少し盛り上がりがあればとちょっと惜しい作品でした。
潜入捜査官のリアルよりもナイフとフォークでピザとキノコピザとヒロインが美人でお団子頭が可愛かった事の方が印象に残りました。