ちく

夜明けのすべてのちくのレビュー・感想・評価

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
5.0
エンディングで流れる風景がこの映画の伝えたいことを象徴しているようでした。

それぞれ抱えているものがあっても生活は続いていく。背負っているものをほんの少し預けられる人がいれば生活は続けられる。

太陽のように大きく眩しい光じゃないけれど、暗闇を照らす北極星ぐらいの小さな光が胸にあれば生きていける。

藤沢さんにとっての山添くんやお母さん、山添くんにとっての藤沢さんや上司、社長や上司にとってのグリーフケアの人達の様に。

人は人の小さな光になることができる。
そんなことを感じた映画でした
ちく

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