katy

夜明けのすべてのkatyのネタバレレビュー・内容・結末

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

上白石萌音ちゃんの共感させ力がすごくて最初は少し泣きそうになったけど、ストーリー自体ものすごく大きくなにか起きるわけではなく、でも少しずつ変化がある感じ。
ふたりが仲良くなってもベタベタしすぎず、ずっとフラットな関係性なのも心地よかった。
意識してる男性の前であのお菓子の食べ方絶対しないから、微塵も意識してないんだなって笑った。
恋愛関係ではもちろんないし、友達ともちょっと違う。
あくまで自分の病気のこと知ってくれてる、困ったとき助け合う同僚って感じ。
藤沢さんが転職するって決めたときもあっさり。

そしてふたりの周りの人が本当に優しい。
優しい世界。
藤沢さん、山添くんの発作がでたときはもちろんフォローするけど、腫れ物にさわるように接したりはしないし、必要以上に心配したりもしない。つかずはなれず。
超居心地いいなって思った。
山添くんは最初腐っててわたしもイラついたけど、元々きっと変わってるけどいい子で、じゃないと前職の先輩もあんなに親身になってくれないだろうなって思う。

萌音ちゃん、あー今生理前だね?ってわかる死んだ目の演技すごかった。
松村北斗もなんか絶対好きになれないいけすかないやつ(最初)の演技すごかった。あんなにイケメンなのに全然好きになれないって思った。笑
あと超いい声!
katy

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