最近は、あらゆる症状に対して病名がつく時代になっていて、昔なら理解されない映画かも知れない。病名がつくとなんか少し安心がするのも本音。
すごくフラットな映画で、本人たち、周りの関わる人達もみんなこうあって欲しいと思った。
誰が決めたのかわからないけど、確かに常識、普通っていう線は確実にあって、それから少しでも外れてしまうと、不安になったり否定されたりしてしまう。そんな中、みんな生きていく。
月並みですが、優しさに溢れている映画でした。
原作とは異なってる部分は多々あるけど、松村北斗さん、上白石萌音さんが演じる2人を想像してもう一回、原作を読んでもしっくりくると思います。
