やさしさにあふれていた。
PMS、パニック障害に悩みながらも生きているふたりを通して、せかいはまだまだやさしくないけれど、精一杯生きるふたりの姿に、支えてくれるまわりのひとたちに温かな希望を感じた。
病気にもランクがあるってこと?PMSはまだまだだなぁって返せる藤沢さんが印象に残っている。
髪を切ってあげて失敗するところ、光石さんがヘルメット逆にかぶるところで笑いそうになった。
ふたりのようにひとや環境に恵まれたら病気もすこしはよくなるのかなって、どんどん生気を宿してく山添くんをみながらおもった。
肉まんたべて、おいしいって言ってるときはおいしく感じられるようになってよかったねって涙ぐんだ。
精一杯生きているのに理解されることはすくない。それでも働かなきゃ生きていけなくて、ひとと関わるとつらい思いをして。どうして自分だけと不幸のどん底に沈むこともあるけれど、じんわりと明るくなっていく夜明けのように、おなじ明日がこない毎日は、ただおなじ速度ではじまっておわっていくだけ。構えず、自分のペースで人生を歩んでいきたいなとおもった。
瀬尾まいこさんあまり読んだことないから読んでみようかな。