人が抱えてるもの(他者からは見えにくい病気)をモノローグで説明しまくる始まり方と物語自体、問題を現実的に解決しようと進める方向性ではなく、先ずは知ってもらうきっかけになれば…な印象なので作品の良し悪しというより思ったことを少し。
人は第一印象で判断は出来ない。それはそう。
周囲の人たちの思いやりに気付くのも自分が思いやりを持つのも自分が平常で過ごせる時間、気持ちの余裕があればこそ。
この人が居るから「良い職場」と錯覚してしまうことはある。…と同時に、職場は概念でしかなく分解していけば辿り着くのは結局、人。
医者も占い師も怪しい。「戻れるよう準備する」と言いながらなかなか行動しない元上司も本気で考えてくれているのか怪しい。そして彼らも、人。
プラネタリウムでの上白石萌音の声が柔らかく とても心地よい。
