めちゃ良かったな。
PMSとパニック症状を扱う上で、どうしても勉強映画っぽくなってしまうのかなと思っていたけど、そんなことはなかった。
特に、山添の、掴みどころのない飄々とした喋り方や振る舞いといった演技がすごく良かった。
あとは、光の質感がめちゃくちゃ良かったね。山添が自転車に乗るところ。それまで徒歩圏内だけが彼の世界だったのだが、そんな世界が一気に広がるような穏やかな希望に満ちた光のように感じた。
でラストの語りなんだけどね、あんなこと言ってるけど言った本人は自殺してるっていう強すぎるオチなんだよな。