大きなテディベアが殺人人形と化すホラーコメディ。
夫と離婚して以降塞ぎ込んでいた主人公を励まそうと友人がプレゼントしたくまのぬいぐるみが、やがて意思を持ち自らの妨げとなる者を排除し始める物語です。
お話の構成の仕方が下手なために前半は質の悪いコントを見せられているようで、早く暴れ回るクマを出して欲しくてヤキモキしました。
ようやくエンジンがかかってからも肝心の殺人シーンが手抜きとしか思えないクオリティの低さで、せっかくのかわいいビジュアルとのギャップを生み出せていません。
「コマンドー」の悪者ベネット役でお馴染みヴァーノン・ウェルズがベテラン刑事役て元気な姿を見せてくれることが数少ない収穫でした。
