hoka

ベアリー 悪熊(あくま)のぬいぐるみのhokaのレビュー・感想・評価

2.9
1872年、グラント大統領によりイエローストーンが世界初の国立公園として制定された時は、今日の国立公園とは根本の定義が違った。
あくまで驚異の自然を人間が安全に楽しむためのもので、猛獣などの脅威は積極的に排除されたし、景観も都合の良い様に破壊された。
T•ルーズベルトは、そこにConservation の意義を定義付け、積極的な保護政策を打ち出した。

彼自身がハンターでもあったから、現在の考えとは違うだろうし、あくまでアメリカ人の子孫に向けて保存する事が国に資すると判断しただけだろう。

その後その考えは姿形を変え、世界中の国立公園、世界遺産等を形成することになり、我々もそれを享受することが出来る。

テディベアは彼の逸話からその愛称がついた。

ホラーとしては全く怖く無いが、これはコメディーだ。

一番笑ったのはワインの消費量だが、ターゲットはサクサク死ぬし、血飛沫CGは自覚的にかもだが浮いているし、クライマックスでMK Ultra やReptilian といった陰謀説を絡ませて、Beary の悲しい過去も明らかとなる。

婚活もろくな奴が来ないが、監督自ら演じてたりする。

スティーブンがクマっぽかったが、特に関連性はなかった。
hoka

hoka