最高でした。
とにかく。
三人の恋愛と、テニスのバランスがすごい。
観客は、三人の関係に、
ブンブンブンブン振り回されっぱなし笑
最後の最後まで気を抜けない笑
昔「マッチポイント」という
ウディ・アレンの映画がありましたね。
やはり、肉体関係と、テニスっていうルールのスポーツは合いすぎです笑
紳士のスポーツなんですけどね。
テニスはメタファーで、
テニスのプレースタイルの話をしているのか
恋愛テクニックの話をしているのか笑
二人の男性の試合の途中で、
二人にしかわからない仕草があり、
鳥肌がブワーッ!とたちました。
ビートの素晴らしい曲たちと相まって、
思わずCome on!!!!と叫びそうになりました笑
まさか、あの後、あの人がいうなんて。
シンクロしかけちゃいました。
やっぱり、テニスのラリーは
言語のいらない、
言語を超えたコミュニケーションなんですよね。
主人公が何気なく言った
あるセリフがあるんですが、
この映画の骨子でありテーマで
最後に向けてそのセリフが生きてくるんです。
いやあ、痺れた。
試合の最後は、三人で絶頂、興奮。
監督は「君の名前で僕を呼んで」の時もそうでしたが、エロい肉体美に命を賭けてます。
監督の真骨頂というか。
ローマ時代に美しすぎる身体の石像を無言で何体も作っている職人みたいに、現代で美しすぎる身体の映画を撮ってる。
拍手👏大好きです。
脚本家は、長編1作目ていうのもすごい。
(Past lives の監督の夫なんですよね)
ゼンデイヤは主役もやるし、
まだ20代後半なのに
この映画のプロデューサーもやってる。
カメラマンのカメラ演出も、
なんじゃこりゃクラス笑
いろいろすごい笑
いやあ、いいものを観れました!