テニスプレーヤーの話やけど、テニスはおまけみたいな感じやった
独特のカメラワーク、肉体美、テクノミュージック、で今年みたなかで1番面白かった
初めて3人がホテルの一室に集まったときにタシが「私の望みは君らの最高の試合だけ」って言ってたのそのままやなって思った、まさにHer gameで白い2人をコーチしてたんだな
3人でキスしてたかと思えば、タシはだんだんと離れていって、結局はアートとパトリックの2人になって、それをタシが引き目にみるという構図がそのまま最後の試合になってて、おお〜美しいってなった
スタンフォード大でのチュロスのシーンも意味深
パトリックは自分の彼女であるタシに躍起になっている情熱的なアートが好きっていうてるし、結局はアートが好きやったんやなって思った
それについてはタシも序盤で略奪愛は嫌っていうてたから、パトリックが自分に本当は気がないっていうのは気づいてたと思う
アートを奮い立たせるためのパトリックのサーブ打つときの合図で、スイッチが入る感じが最高に良かった笑
わざと負けてほしいと懇願されて、パトリックはそれを受け入れないだろうというところまでタシは考慮しての、あの結果だと私は思うのだが、どうなんだろう…。
みる人によっていろんな解釈があって感想きいたり、みたりしがいのある映画やと思った
上映館増やしてくれ
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2回目
なんか最近ずっとこの映画のこと考えてるからもっかいみにいった
タシが2人を操ってたように最初はみえたけど、割とテニスボールみたいに行ったり来たりしてるなぁって思った
あの3人がおんなじ画角にいたのって最初に会ったときと最後の試合のときだけで、そのときは2人のコーチにみえるのだが、パトリックかアートかってなると、その場の雰囲気にのまれて、結構自分を見失ってる感じがあった
でもかなり序盤で略奪愛は嫌だと言ってたし、最後のタシの喜び方みてても思ったけど、結局はあの2人をくっつけたかったのかな笑、(恋愛的な意味合いでなくても仲直りはさせたかったのかな)
あと最初からパトリックはわざと負けてくれって頼まれてたんや!ってのと、アートのおばあちゃんの死因聞いて、パトリックがフッてちょっと微笑むのとか、2回みると理解が深まった(当たり前)