TSUTAYA発掘良品で紹介されてて
面白そうだったので鑑賞。
予想通り、面白かった!
この映画が公開されたのが
1970年ということで冷戦真っ只中。
映画の中での時代設定も米ソ冷戦時代。
そういうことから、この映画は
SF映画だが、政治的要素も
含まれていると思う。
米ソの核開発競争がヒートアップし、
核による世界的な緊張感も高まっていた冷戦時代。
アメリカはその核を、フォービン博士が
開発したAI「コロッサス」に管理させる。
AIはどんどん学習していき、
人間の理解出来る範囲を超える、
まさにシンギュラリティ。
コロッサスはソ連が開発したAI「ガーディアン」と合体し、もう誰にも止められない。
核も完全にAIによってコントロールされているので、もはや人間が扱うことは不可能。
AIは、人類をその管理下に置き支配し、
核という武力によって強制的に"平和"を実現させる。
一方、フォービン博士たちは、AIに支配されない自由な世界を取り戻そうとする。
そもそも平和とは何なんでしょうね?
色々考えさせられる映画でした。