このレビューはネタバレを含みます
エアジョーダン誕生のお話。
ソニーは壮絶な関係各者とのバトルを経て、熱量と行動をもって説得し、協力を得て、最後には契約にこぎつける。
起業したスタートアップが上場しても、それでもとるべきリスクはとって、時にはルールを破ってでも、正しい行いをすることが時代を変えると信じていきたい。
実際、収益分配モデルを提案されたとき、ソニーですらこれまでの言動とは矛盾して、上場企業だから難しいと限界を設けた。これを最後に取り払ったのはCEOの一言だし、彼しかできなかった。
この辺り、自分にも近い世界の話だ。
ニュルンベルクから軍事裁判を想起するとか、キング牧師からのリンカーンとか、(日本人としては笑えないが真珠湾攻撃のくだりとか)こういうのをくすりと笑うために教養がある。