NIKE社がエア・ジョーダンのシューズを作るまでのストーリー
ジョーダンが世に出る前に秀でたセンスに注目し、競合他社に負けず契約を結ぶ姿に感動した。
以下
ネタバレ有り
ストーリーの中に小さな伏線が散りばめられていて
キング牧師の有名なスピーチは、途中からアドリブに変わった。的な発言が後にマイケル・ジョーダンへのスピーチの際にも反映されていたり
CEOが「息は意識して吸い、意識して吐くんだ。」という発言から
「NIKEの語源は勝利の女神から取られている。（ロゴのマークは？）音楽記号のひとつをモチーフにしている」とv（ブレス）のことを言っていたのだなと考察できて楽しかった。
その他にも、
ロブ・ストラッサーが「俺にもマーケティングの技がある」「フックシュートみたいなものだ」という発言があるが
フックシュートとは、低身長の選手が大きな選手のディフェンスを掻い潜るためのシュート技法であり
あの場での発言では、「いつか芽の出る才能」的なニュアンスなのかなと感じたが、エンディングでは「のちにマーケティング能力が認められて〜」的な一文があり、まさに"フックシュート"を決めたのかなと想像してしまった。
また、バッシュにカラーの規定があったのも驚きであったが、敢えて赤みを強くして
その罰則金を払うことで「ニュースにNIKEの名前が出る」という発想が炎上商法的且つ、メディアに露出する頻度を増やす発想が面白い。
音楽もRun-D.M.Cやビバリーヒルズコップの主題歌等が出ていてよかった。
