面白かった。
正直、バスケもシューズもまったく興味がなかったが、さすが『アルゴ』でも辣腕振るったベンアフ監督と盟友マット・デイモンのコンビネーションが織り成すだけに、十二分に楽しめた。
バスケ部門では鳴かず飛ばずだったナイキが起死回生の切り札として目を付けたのは、まさに彗星のごとく現れた天才選手マイケル・ジョーダンだった。
やはり『フォードVSフェラーリ』のときもそうだったが、マットはこういうお仕事系実話映画がよく似合う。
池井戸ドラマのような、プロジェクトXのような熱いストーリーとナイキの企業戦士たちが放つブザービートに大興奮。
2024.23