めちゃくちゃ面白い。希代の天才が生み出した怪物ソフトWinnyを巡る法廷劇にエンタメ要素も充分あり、見応え抜群だった。
「何者かがナイフで人を刺した場合、ナイフを作った人間まで罪に問われるのか」
すべてはその道具を悪用する人間が悪いのであって、もしこの事件が有罪になったら、ソフト開発に限らず、日本におけるすべての技術革新を妨げることになる。
YouTubeやNETFLIXに取って代わられてしまったが…、ひょっとしたらWinnyがもっと評価されていたら日本が動画サービスやサブスク事業で世界の覇権を取れていたかもしれない。
日本特有の出る杭を打ちたがるお国柄がその未来を潰してしまった。
『福田村事件』も観る予定だが、東出昌大は世間にカムバックは無理でも、俳優は続けて欲しい。
2024.37