まめしば

アナログのまめしばのレビュー・感想・評価

アナログ(2023年製作の映画)
4.8
ビートたけし原作「映画 アナログ」が10月6日公開 北野武監督「映画 首」が11月23日公開と近いのがとても意味があると思いました。二宮和也さんもビートたけしさんと北野武さんの違いを意識したと仰っていましたが、「映画 アナログ」は愛情、人情に溢れた優しい映画でした。そして切ない純愛物語に沢山涙しました。

携帯を持たない彼女との恋は、逢うことさえままならない。だからこそ会えない時何をしているかお互いを思い合う。会えた時はイジるスマホも無いからお互いの目を見て語りつくす。凄く良いなぁと思いました。

二宮さんの涙のシーン 感動しました。
前回の「ラーゲリより愛を込めて」では監督から1000の笑みを持つ男と、笑顔のレパートリーの多さを評価されていましたが、今回は泣く演技の引き出しの多さを感じました。

波瑠さんの透明感。美しくて謎めいた感じが絶妙でみゆきは波瑠さんにしか演じられ無かったと思います。

悟と友人達の関係も羨ましいくらい良くて、そこも見所です。
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