多摩川周辺をウロウロする敦司と一郎のゆる〜いなんやかんやを描いた短編作品。
街には沢山の人が暮らしていて、でもほとんどが知らない人たちばかりで、あの人普段何やってるんだろ〜とか、よくここで見かけるけど何してるんだろ〜とか、だけど全然知らない人だし何してるかも知らないけどこの人にも自分と同じように日常があるんだろうな〜とか思ったりする事があります。
それを改めて考えてみるとなんだか面白いな〜とか思います。
信頼と無関心と無関係で成り立っているこの社会。
そんなお互いを知らない人たちが知らないまま共存し、時に何かを共有し、くっついたり離れたりすれ違ったりする“街”って不思議で面白いところだなぁ〜となんとなく染み染みしました。