メタ壱

湯道のメタ壱のレビュー・感想・評価

湯道(2023年製作の映画)
4.5
建築家としてうまく行っていない史朗は、実家の銭湯“まるきん温泉”に帰ってくる。
古びた銭湯と土地を売却したい史郎は、今も銭湯の経営を続けている弟の悟朗と対立するが、経営に携わる中で様々な人と出会う事に…というお話し。

“〇〇道”と言えばその道に精進し極めようとする事、みたいなイメージがありますが、それは少し違うのかも。

人生には沢山の道があって、その中で選んだ道が“〇〇道”になってゆくんじゃないかなと思います。

そしてその道を歩むのに大切なのは、ゴールを目指し突き進んでゆく事ではなく、一歩一歩その道を歩みながら道端に咲いた草花や景色を愉しむ事。

そうやって通ってきた道が“〇〇道”になるんじゃないかと思います。

自分自身の“〇〇道”をみつけられたらきっと人生は豊かなものになる。
メタ壱

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