フランスの田舎の村に住む少年・ラウルは自転車に乗る事が出来ない。
恥をかきたくないとずっとそれを隠したまま彼は大人になり、自転車の修理工として働くようになるが…というお話し。
後ろめたさを感じる嘘って、それが例え小さなものであっても時間と共に徐々に心を苦しめたりします。
隠せば隠すほど、隠し通さねばってなります。
本当は全然大した事ではないのに、いつの間にか大きな事だと感じるようになって、真綿で首を絞められるかのようにジワジワと息苦しくなります。
自分を守る為についた嘘が、それ以上に自分を苦しめる事になる。
だから嘘はなるべくつかない。
ついたとしても正直に話す!
そうして開放された後に見える空や街の景色はそれまでとは一変して、めちゃくちゃキレイに見えるはず。