吹替にて鑑賞。
まずですね、日本に住んでるとほぼほぼ聞かないレベルで下品なセリフがずっと続きます。なので明らかに慣れていないものを食べさせられてる感じがして最初は結構アップアップだった気がします。
ただですね、下品と言ってもやってることはけっこう可愛い範囲のものなのでそこそこ受け流しながら見るとだんだん楽しくなりましたね。今日だけアメリカ人になった気持ちで見るのもいいかも。それにしても可愛いワンちゃん目当てでふらっと入った人はなかなか厳しい。あと普段から幸せいっぱいの愛犬家の人もキケンですねー。
ただそんなこんなで慣れてくると逆にこの映画がいろんなものの隠喩のようにも感じられてなかなかに深い。シスターフッドものならぬドッグフッドものとなっているところも世の中のいろいろな呪いを見せられているようでぐっときます。個人的にはだんだん良くなっていく映画だと思うのですぐ退場だけはしないであげてください。
雌犬マギーをモデルのマギーさんが吹替してるけど、当分マギーさんみたらこの映画を思い出しそうです。